竹炭の商品化第一弾「間伐竹で作った竹炭墨汁と竹ペンのセット」

SOZAi循環Labが青葉台リビングラボさんのご協力を得て昨年から取り組んできた竹炭商品の第一弾として、竹炭墨汁と竹ペンのセットを2023年11月23日より発売します。プロデュースと販売は、SOZAi循環Labの事務局であるスパイスアップ編集部の動くローカルメディア「萬駄屋(よろずだや)」が担当。地域の方々に竹や竹林のことを知ってもらうキッカケづくりとして活用するとともに、収益をSOZAi循環Labの活動費に充当します。

竹炭墨汁のラベルは、絵本作家・イラストレーターのふるやかおるさんが竹炭墨汁で描いた絵をモチーフにしました。

竹炭墨汁は、私たちの活動拠点である川和町(横浜市都筑区)の小さな竹林で間伐した竹を使用。焼いて炭にし、乳鉢ですり潰して水のり・水と合わせて作りました。少し粒が残っていますが、乾いた時の風合いをお楽しみいただければと思います。多用途に使えるように濃い目に作ってあるので、水で薄めて墨絵にもお使いいただけます。

今回、墨汁と同じ竹林の真竹で作った竹ペンをセットにしました。ペン先を墨汁に浸して「つけペン」のようにお使いください。ペン先がへたってきたらカッターなどで削って整えるなど自分好みのペン先にアレンジするとさらに楽しく使えます。竹炭墨汁をかき混ぜるかき混ぜ棒とペン置きも付いていますので合わせてお使いください。

パッケージは、「プラスチックフリー&リユース素材」をコンセプトに、使用済みの米袋で作った簡易な袋と、廃材と布(半被や手ぬぐい)で作ったペンケースの2種類です。こちらも、購入時のパッケージとしてだけなく暮らしの中でお使いいただければと思います。

《クラフト墨汁プロジェクト》

SOZAi循環Labは、公園の一角や個人所有の小さな竹林を暮らしの中で活用することで、管理者の負担を減らすと共に、コミュニティ醸成やローカルSDGsに繋がる研究を行っています。竹炭墨汁は、地域の方々に竹のことを知ってもらうキッカケづくりのツールです。地元の竹で竹炭墨汁を作ってみたい竹林オーナーや地域団体、企業の皆様はSOZAi 循環Labへご連絡ください。

竹林管理の問題を地域の方々に知ってもらう施策としての「クラフト墨汁プロジェクト」

SOZAi循環Labは、生活者の視点で身近な素材を楽しみ、素材を深く知ることを通して、サステナブルな商品の開発や暮らしの行動変容を目的とした地域共創に取り組む、ネット…