玉川大学生態系生態学研究室の研究現場を見学しました
友常満利先生(1枚目写真左)の玉川大学生態系生態学研究室 @ecoecolab を訪問。里山がご専門の関川先生(同中央)にもご同席いただき、バイオ炭の森林散布による炭素隔離技術の研究現場を見学しました。
学内の広大な緑地を使った炭素隔離の研究は「生態系の回復」という目的も含むため、農地施用とは異なるアプローチでした。また、学生さんからも研究内容を教えてもらい、バイオ炭をまいた土で育った樹木のほうが光合成量(=炭素蓄積量)が多いという実験結果が得られたそう。しかしバイオ炭の散布によって活性化する微生物や落ち葉によって排出されるCO2は差し引かなければいけない…。目に見えない科学を解き明かそうとしている学生さんたちの話も大変頼もしいものでした。
見学を通して、炭焼の方法や炭化率のお話など、私たちの竹炭活用にも活かせる専門的なお話もたくさんうかがえました。私たちの竹の実験にも取り入れていきたいと思います。