「SOZAi循環Lab」が本格始動。第一弾素材は「竹」です。
スパイスアップ編集部の移動販売型超ローカルメディア「萬駄屋(よろずだや)」は2021年度、「キッチンカー脱炭素化プロジェクト」と題して、古民家の廃材を使った什器製作や、容器の代わりに竹の皮で包んだ「萬菜おこわ」のメニュー開発、アップサイクルによるウェア制作などの実験を行なってきました。
こうした実験を通して、私たちはますます「素材」そのものに関心が出てきました。
SOZAi循環Lab
2022年度は、素材を知り楽しむことを通して新しい商品の開発や暮らしの中の行動変容につなげていく活動を展開していきます。
その名も「SOZAi循環Lab」。
リビングラボの手法を使って、地域の多様な方々と身近な素材を様々な角度から使いたおす!そして、多様な人と関わりながら技術と地域をつなぎ合わせ、新しい循環を創り出すことを目指します。
「循環」「サーキュラー」というと、ぐるっと一つのサークルで完結する図が多いですが、地域で回す場合、素材から商品が生まれたり使われたり回収されたりする過程で多様なリソースと関わりながらいくつもの大小様々なサークルが生まれる、── そんな循環になったらいいなと思っています。
そんな私たちの思いを込めたロゴができました。
素材(=分子・原子)が組み合わせを変えながら形を変えて循環していくことをイメージして、円・正方形・正三角形の組み合わせで「Sozai Junkan Lab」を表現しています。
このロゴのように、皆さんと地域で楽しい循環をたくさんつくっていければと思います!
第一弾素材は「竹」
最初に立ち上がった素材グループは「竹」です。
竹林の管理に頭を悩ませているスパイスアップのメンバーをグループ長として、竹を採ったり、食べたり、日用品にしたり、竹炭を作ってみたり、さらには研究者と議論したりします。
竹グループのアイコンもでき、気合いたっぷりです。
竹に興味のある方のプロジェクトへの参加をお待ちしています(LINEグループにご招待します)。竹炭の地産地消に興味ある方は個人・団体問わず参加できます。
最後に
その後はプラスチック、土、布、紙、鉄などなど、「この素材に困っている!」「この素材の可能性を広げたい!」という方はぜひグループを持ってみませんか?
みんなのチカラで未来につながる新しい循環をつくっていきましょう。