ニュース&レポート

【報告】企業パートナーとのプロジェクト進捗(2022年2月)

現在4社の企業パートナーの皆様と進めているプロジェクトについて報告します(本文では敬称略)。

一般社団法人団地暮らしの共創 様

毎月第3水曜日に集会所前で「萬駄屋」を開催。団地住民の交流の場づくりに取り組んでいます。昨年12月は規模を拡大して「萬駄屋歳末スペシャル ~すすき野団地へ寄っといで」と題したマルシェを団地内の広場で開催し、団地暮らしの共創とスパイスアップ編集部の双方のつながりから以下の方々にご参加いただきました。

<出店者>
・萬駄屋
 キッチンカー:コーヒー、紅茶、萬菜おこわ
 物販での取り扱いブランド:ウチルカ、made in 寺家、コンレマーニ、グランジャポン、地湧庵、青葉ファームランド、グリーン、ココロベーカリー、海苔子珈琲、kirimist、まるはたこんにゃく、すすき野団地、Kazubake、siu37
・青葉区恩田町から「鈴木清友農園」(野菜)
・すすき野南こども会「みなみっこくらぶ」(ゲーム)
・沼津市から「マルハチ金龍丸」(干物)
・沼津市から「愛昌園茶舗」(茶)

<協力>
・「すすき野湯けむりの里」(割引券のご提供)
・「みんなのフードバンク」(食品配布)
・お芝居デリバリー「まりまり」(投げ銭ライブ)
・全日本プロレス所属「ブラックめんそーれ」選手(こども会のサポート)
・すすき野団地「団地サポーター」の皆さん(食品配布のサポート)
・萬駄屋 ボランティアの皆さん(設営・撤収のサポート)

「今日一番楽しい」と言っていた子供、団地の皆さんが楽しむ様子を見て目を細める自治会の方、地元産がたくさんあることに驚く高齢の女性など、幅広く楽しんでいただきました。

本プロジェクトは「大盛況」だったから成功、ではなく、一人ひとりに何らかの行動変容を誘発できたかが大事だと考えています。今回で萬駄屋を知ってくれた方が、通常の開催にちょっと寄ってくれて、一言二言、話ができるかどうか。

それが一人でもいたら成功です。やらなかったら0人ですから、続けていくだけです。

また新たに、団地暮らしの共創が制作して全戸配布していらっしゃる「暮らしのおたより」との連携も始まり、同誌編集長のつぶやきとして萬駄屋の様子を伝えています。

株式会社TOKA(クラフトカフェ CON LE MANI[コンレマーニ]) 様

萬駄屋からコンレマーニに「店主の私物のアウターを”萬仕様”にして欲しい」と衣服のアップサイクルを発注しました。当初、「ユニフォームをつくろうか」と考えていましたが、前掛けがすでにあるため「いまあるものを活用しよう」ということになり、お声がけ。

コンレマーニの代表で衣装デザイナーの矢幅英美さんは、萬駄屋の前掛けが見えるように丈をカットするだけでなく、素材の特徴をつかみながら、店主の使い勝手も考慮した心配りで、素敵な店主アウターに仕上げてくださいました。


製作内容については、以下、インスタグラムから引用いたします。

あと少しここがこうだったらいいのに、、を実現する、フルオーダーのお直しです。お預かりしたコートの解体作業始まりました!丈を直すと言っても、ファスナーが上下開くタイプなので前立は全解体です。ポケットや装飾も外す部分は外します。ポケットの部分細かいゴミが溜まってるのがデフォルトなので、コロコロかけながら少しずつ解体していきます。
#アップサイクル #コート #お直し #リメイク
(以上、2021.12.6)

衣装の合間で進めていたコートからショートジャケットへのリメイク終わりました!縮絨ニットってこうやって縫製、、というか、ニードルパンチと言って毛織物が絡み合うように処理されている1枚だったので、ミシン糸で縫われているだけのコートより解体が難しかった。また1つお勉強!外したポケットは外での販売を考えて、内側にカイロポケットに。サイズみるのに使ったカイロは初回分としてプレゼントww 装飾は一度外して、また間隔を狭めて付け直しています。金がしっかりきらめく太番手の糸を使用させていただきました。
また永くアイコンとして活躍してくれますように!
「ロゴを入れてくださいよー!」とお願い頂き、寒くて襟を立てた時だけ見える位置に。こちらは萬駄屋さんの投稿でチェックしてください☆
どうもありがとうございました!!!
#アップサイクル #コート #お直し #リメイク
(以上、2021.12.14)

コンレマーニ Instagram @cafe.conlemani より

ぜひ冬場の萬駄屋では店主のアウターにもご注目ください。

またTOKAとは、萬駄屋が来年度新たに立ち上げ予定の「クリエイティブリユース プロジェクト」でも協業予定です。

株式会社ヴァレア(眠りのお部屋)

スパイスアップ編集部からスピンオフした、日体大SMG横浜(※)オフィシャルサポーターズクラブBLUES事務局との連携により、同チームの選手向けにパフォーマンス向上のための快眠セミナーを3月に提供することになり、ヴァレアの代表の佐藤さんが講師として登壇します。
先日、同チームの大槻監督、嘉山統括と打合せを行ない、セミナー内容を決定。アスリートにとっての睡眠の位置づけといった基本知識の提供に加え、選手の眠りやパフォーマンスに関する個別の悩みも聞きながらセミナーを展開していきます。

(※)日体大SMG横浜:日本体育大学女子サッカー部を内包し「なでしこリーグ1部」ほかに所属する女子サッカーチーム。横浜市青葉区にある日本体育大学の横浜健志台キャンパスを活動拠点にしています。

GrASP(グラスプ)株式会社

若年性認知症の方々の活動フィールドを地域につくっていく取り組みの中で、昨年11月より月に2-3度のペースで萬駄屋の「萬菜おこわ」づくりを手伝ってくださっています。

来年度はさらなる協業として、利用者の方々と一緒にイベント出店して販売でも活躍していただく「グラスプカフェ✕萬駄屋」の開催を予定しています。現在、実現に向けたプログラムを作成中です。

この他、グラスプのホームページのリニューアルをスパイスアップ編集部のメンバーが担当し、ブランディング活動を推進していきます。

ABOUT ME
スパイスアップ
キッチンカーを使った動くローカルメディア「萬駄屋(よろずだや・駄は“駄べる”の意)」を軸とし、まちのあちこちのコミュニティをつなぐ「コミュニティブレンド」に取り組んでいます。合言葉は「地元ジャーニーしよう!」。メンバーは仕事をしながら各自のスキルや関心を生かして、横浜市青葉区を中心に地域で活動しています。