【レポート】家族が多数参加した見学会

2017年11月10日、スパイスアップの配布パートナーでもある えだ福祉ホーム の見学会&ランチ会「第3回えだ福祉ホームを見に行こう!」を開催しました。3回目の今回は、障害をもつお子さんの親御さんを中心に、他区の作業所のスタッフの方、中学校の先生、作業所を開設しようとしている方、計12人にご参加いただきました。

円座になって、杉山所長の話を聞く参加者の皆さん

このイベントは、地域の障害者の皆さんのホームでの過ごし方や、地域での暮らしにどういった課題を抱えているかを知るイベントです。でも見学したり所長に質問したりするだけでなく、参加者が互いに持っている情報を共有しあうことも大切にしています。今回も、杉山所長によるえだ福祉ホームの機能や利用者の過ごし方などの説明の中で、情報交換の時間をしっかり取りました。

家族の参加が多かったこともあり、話題の中心は就労。昔よりも選択肢は多くなったそうですが、だからといって欲しい情報を得られているというわけでもなく、周囲を見ながら、という状況に課題を感じました。こうした作業所の見学も、学校主催では人数の制限もあって全員が参加できないそうです。

ちょうど「ココロはずむアート展」の巡回展示中で、ホーム内にはたくさんのアート作品。

次に、施設内の見学です。えだ福祉ホームではデイサービスも行なっています。利用者はストレッチや入浴、食事に加え、機織り班、粘土班、製菓班、レザー班、パソコン班に分かれて商品を製作。売上が発生すれば製作した利用者さんの収入になります。

粘土班がつくっているビーズ。色付けも手作業で丁寧に行なわれています。

この他、ダイレクトメールの発送や部品の組み立てなど、外部からの依頼があれば臨時のチームを組んで作業にあたります。例えばスパイスアップが発注しているフリーペーパーの郵送および近隣配達は、粘土班の皆さんがアクセサリー製作を中断して対応してくれています。

施設内の見学中

ちょうどこの日は、第2回の見学会 をきっかけにビジネスパートナーとなった Bambino Japan さんの「こどもトランプ 1to10」の箱詰めの作業をしているところでした。

これから箱詰めされる「こどもトランプ1to10」のカード。

見学の後は、「キッチンわかば」へ移動してのランチ会です。わかばでは、食材の購入や調理、配膳、会計といった食堂運営を通して、一般就労を目指す方々が働いています。

ワンコインでランチが食べられるキッチンわかば

わかばの食事は手作りのやさしい味で、今回も皆さんに好評。食後のスイーツを別途注文される方もたくさんいて、見学会終了後も情報交換が続きました。

当日のランチは豚テキ。

次回の見学会は2018年2月に予定しています。一人でも多くの地域の皆様のご参加をお待ちしています。

キッチンわかばで食事中の皆さん。

 

柏木 由美子

かしわぎゆみこ(編集長)
システムエンジニアを経て技術書籍や企業Webサイトの制作に従事。その後フリーランスに転向し、現在は兼業主婦としてIT企業を中心に取材・執筆を行う。地域活動として現在、通所介護(デイサービス)でのボランティアや、身近な自然をフィールドとしたイベントを企画運営する「かわもりあおば」、および定年退職後の地域参加をサポートする 「ボーイズクラブ」に参加。


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