【プレスリリース】スパイスアップ編集部と団地暮らしの共創がパートナーシップ更新 横浜市青葉区のすすき野団地における住民主体の多様なアクティビティを増やす取り組みで協業
スパイスアップ編集部
一般社団法人団地暮らしの共創
プロボノ集団「スパイスアップ編集部」(以下、スパイスアップ)と、すすき野団地(神奈川県横浜市青葉区すすき野)の管理組合や自治会の活動を支援する「一般社団法人団地暮らしの共創」(以下、団地暮らしの共創)は、2022年11月11日より一年間のパートナーシップを更新しました。
本パートナーシップのもと、団地暮らしの共創が目指す「100年団地」の実現に向けて、スパイスアップの「コミュニティブレンド」を生かしながら、多様な住民主体のアクティビティを増やす取り組みで協業します。
- 外部の人がすすき野団地の魅力を体感する機会創出の取り組みにおいては、スパイスアップの移動販売型ローカルメディア「萬駄屋(よろずだや)」の定期出店、およびSNSでの情報発信を行ない、「買える」「歩ける」「使える」団地を訴求。多様な方々の交流場所として機能しました。
- 若年層の共感を得られるような情報発信の模索においては、団地でチラシの全戸配布や、LINE公式による配信の試験運用などを通してイベントの周知に取り組んでいますが、量的な効果は得られていません。しかし個々に見ていくと、周知方法よりもイベントの作り方やターゲットによる質的な効果の差が見られ、継続的な関係性構築に向けた仮説を立てられました。
団地暮らしの共創は、ハード(モノ)・ソフト(ヒト)・情報(コト)を組み合わせながら未来に住みつなぐ「100年団地」の実現に取り組んでおり、これらいずれにも重要となる住民主体の活動拠点「だんちのオカッテ(仮称)」を開設すべく、今秋、活動をスタートさせました。現在、団地で「遊ぶ」「学ぶ」「食べる」「作る」、そして「憩う」を住民が実践しやすい体制づくりに取り組んでおり、その取り組みに沿って2年目の協業を進めていきます。
- 「団地で活動してみたい」「団地で楽しみたい」と思う住民の方が自らアクティビティを立ち上げる機会の創出、周辺住民の理解を得られる仕組みの検討、およびサポート体制づくりに取り組みます。
- 居住環境・運営と経営・コミュニティ形成のすべてが評価対象となる「三ツ星団地」認定第1号の優位性を団地内外へ訴求します。これにより多様な外部の人を巻き込むとともに、住民の団地への関心を喚起する施策を検討します。
2022年12月11日(日)には、昨年も好評であったお祭り「すすき野団地 歳末スペシャル」を共催します。今回は、すすき野団地自治会のご協力のもと、1年目の萬駄屋出店を通してつながった住民の皆様や周辺の施設によるワークショップや遊びのブースを充実させ、団地およびすすき野の皆様と一緒につくるお祭りへと進化します。こうした団地の行事開催においても、住民や周辺地域の皆様との連携を進めていきます。
スパイスアップ編集部
2015年に超狭小フリーペーパー「スパイスアップ」の発行からスタートした横浜市青葉区の任意団体。自らの専門性や経験を生かして地域や社会に貢献する地域プロボノとして、まちのあちこちに新しいつながりを生み、地元を楽しむきっかけをつくることに取り組んでいます。2021年からは、フリーペーパーをキッチンカー「萬駄屋(よろずだや)」に変えて、「#駅遠をアツくする」「#脱炭素地域を創る」をテーマにローカルメディア活動を展開中です。
https://spiceupaoba.net/
スパイスアップ編集部の企業パートナープログラム
「郊外住宅地における一人ひとりの豊かな暮らしに寄与する」をビジョンに活動しているスパイスアップ編集部および萬駄屋(よろずだや)では、地域の活性化や課題解決、SDGsに取り組む企業とのパートナーシップ提携を進めています。
https://spiceupaoba.net/partner
一般社団法人団地暮らしの共創
すすき野団地は、築48年を迎え、「住民の高齢化」「施設・設備の高経年化」という二つの課題を抱えています。令和2年、管理組合を法人化すると同時に、それまであった任意団体「すすき野21委員会」のメンバーが中心となって、団地住民が主体の「一般社団法人団地暮らしの共創」が設立されました。設立された一番の大きな目的は、これまで外に出していた「お金」「仕事」を“自分たちで出来ることは自分たちで”というスローガンのもと、団地の中で「モノ」「コト」を循環させることです。そして、多種多様な人々が暮らす「団地」で、誰もが「安心」「安全」「安寧」に人生の最期の最期まで暮らせる【大きな家】を作ること。「団地」に特化したハードやソフトの課題解決を、そこに暮らす人たちが主体となって回していく企業です。
すすき野団地
団地管理組合法人すすき野住宅(すすき野団地)は、1974年(昭和49年)に旧住宅公団が分譲した37棟820戸からなる昔ながらの「団地」です。今年、令和3年5月通常総会で、3年かけて住民が自ら作り上げた「団地再生まちづくりプラン」が承認されました。建て替えによらず、計画的な修繕や改修をしながら、「対話」を重ねながら、【未来に住みつなぐ100年団地~持続可能な団地を目指して~】という目標(ビジョン)を掲げて、分譲の「団地」(集合住宅)としての新しい『団地再生』のモデルを作ろうとしています。
https://susukinodanchi.com/
「三ツ星団地」認定
団地再生事業協同組合は、団地型マンションの性能や維持管理活動、ゆとりや将来性などの評価軸「DANCHI-SCORE」を定めて高経年の団地型マンションを再評価し、良質な団地型マンションを「三ツ星団地」と認定。要件を満たしたリノベーション住戸が購入される際は将来の買取を保証しています。
https://danchi-saisei.jp/
【本件に関するお問い合わせ】
スパイスアップ編集部
editor@spiceupaoba.net
090-2423-4101(代表 柏木)
一般社団法人団地暮らしの共創
dkk.susukinodanchi@gmail.com
045-532-3135(事務局長 小柴健一)