【レポート】カンガルーフェスタ~生命のつながり 生まれて育って輪になって 子宮出身のすべての方へ~

どうも、アラサーおかん☆のりこ です(^O^) 私事ですが、2017年3月に第2子出産を予定してます!そこで産休前最後に、1月に行なわれた「カンガルーフェスタ」のレポートをお届けするで~~!!

「カンガルーフェスタ」は、「女性の一生を通して、妊娠、出産、子育てを支援し、考えていこう」と横浜市青葉区内で発足した「カンガルーの会」の25周年記念を祝うイベント。その後設立された「助産院バースあおば」(青葉区鴨志田町)の10周年記念も兼ねて共同企画され、青葉公会堂で1月21日に開催されたんよ。

■開幕から活気にあふれる

全館を貸切った館内は、開場直後からどこもすごい活気!!エントランスには、カンガルーフェスタを企画・準備してきた若いママスタッフや学生さん、ボランティアスタッフが立ち並び、次々と来場するお客様へ笑顔を向けて、フェスタの開幕を盛り上げている。

オープニングイベントの和太鼓演奏や開会式が行なわれているホールへと続くロビー1階には、マッサージ体験や、手作り石鹸の販売、子供向けのワークショップなど、様々なブースが並んでいる。バースあおばの情報窓口や、出産や育児について何でも相談できる窓口まで設ける徹底ぶりに、おかんはすでにテンションが上がる!

来場者は、バースあおば卒と思われる子供連れのファミリーが目立つ。妊婦さんもちらほら。でも若い人たちばかりでなく、おじいちゃんおばあちゃんなど、老若男女で賑わっている。

2階では、専門家による「心地よい抱っこ&おんぶの体験会」や、「アラサーおかん☆のりこvol.02」で紹介した、ヨガインストラクター、ロバーツ千佳子さんによる「子宮美人ヨガ」のワンコイン体験会が開催。どちらも開場早々、たくさんの希望者で部屋が埋まり、皆さん真剣な表情で体験会に参加している。

会場内が早くから活気に満ち溢れる中、メインステージのあるホール内へ。ホールに入った瞬間、「わぁっ!」と目を丸めたわ。メインステージのど真ん中に、大きく「カンガルーフェスタ」と、書かれた横断幕が出迎えてくれた。

ものすごい迫力の筆字から、このフェスタへの意気込みとエネルギーが伝わってきて、しばらく見とれてしまったわ。この横断幕を直筆で書いたのは、書道研究家で料理研究家の末吉真由華さん。ご自身もバースあおばで3人のお子さんを出産されたお母さんなんよ。

イベントスタッフの多くは、末吉さんのようにバースあおばで子どもを出産したOGママだそうで、みんなバースあおばを第二の故郷のように思い、大事にしようとしているのが伝わってきたわ。

■「助産院バースあおば」ってどんなところ?

それにしても、ここまで活気のあるママたちが集まる「助産院バースあおば」とは、そもそもどんな助産院なんやろ?

最近は、助産院で出産って、あんまり聞かんようになったけど、助産院バースあおばには、毎年ひっきりなしに妊産婦さんが訪れる。

もともと、「神奈川県立母子保健センターの廃止」への反対運動を始めた、パワフルなママたち、そしてそれに賛同し一緒に運動を起こした助産師さんたちによって発足したのが「カンガルーの会」。残念ながら、母子保健センターは閉鎖されてしまったけど、その後も、妊娠・出産・育児と向き合う女性たちを支えるバースセンターを設立しようという目的で立ち上がったのがバースあおばだったそう。

バースあおばは、カンガルーの会と共に、地域の女性たちの変化してゆくライフスタイルに長く寄り添える拠点となるように活動している。多くの産院は、妊娠して赤ちゃんを出産したら足を運ぶこともないけれど、バースあおばは、妊娠・出産で終わるのではなく、出産後も切れ目のないサポートを続けてくれるのが特徴なんやね。

核家族も進み、孤独に育児をしている世帯が増え、少子化も進む傍、バースあおばにはリピーターの“子だくさん”妊婦がたくさんいるというのも、そういった手厚いサポートがあるおかげかもしれへんね。そして、そんな支えの中で、自ら強い意思を持って出産や子育てを経験し、女性としての自信に満ち溢れたママたちの集まりやからこそ、ここまでパワフルでエネルギッシュなフェスタに至ったんやろな~。

■講演会からカフェ出店まで充実した内容

ホール内では、子育てアドバイザーであり、元保育士でもある 須賀義一 さんによる講演会もあったで。近年の子育ての現状を見直し、悩まずに楽しくできる子育て方法を提案した、ありがたいお話に、パパもママも子供達をあやしながら真剣な眼差しで聞き入っている。

お楽しみ企画だけでなく、こういった真剣な話を聞く場を設けているところも、出産、育児が当事者である女性だけのものではないということを伝えたい、カンガルーの会の信念からではないかと思う。

お昼になり、腹ごしらえをしようと休憩スペースへ行ってみると、どのお店の前にもズラリと人が並ぶ大盛況っぷり。

雑穀おやつの「jique-cafe(ジケカフェ)」は、なんと開店15分で完売したそう。他にも、江田にある野菜プレートの人気店「maaru(マアル)」、美しが丘にあるスペシャリティコーヒー店「Cafe Blanco(カフェ ブロンコ)」、鴨志田にあるママ会などで人気の「ウチルカ」、藤が丘にある、これまたママたちに人気の「ここにわ」。地域の人気カフェのお弁当やお菓子を食べられるという噂を聞きつけ、ここぞとばかりに行列を作ってその味を食べてみたいと並んでたわ。

右の写真は「ここにわ」のお弁当

昼頃には「青空保育ぺんぺん草」のフリーマーケットやリース作りも始まり、さらに人が集まり賑やかに。こうやって、使わなくなった子供用品をリユースするのって環境にもやさしいし、ママたちも嬉しいね。

■華やかなステージ企画!

午後からのホール内は、ガラリと雰囲気を変え、ダンスや楽器演奏でお祭りモード!華やかなフラダンスで幕を開け、幼稚園児による和太鼓演奏、水を使って民族楽器を奏でる波動ミュージック、サックスとピアノ、声楽による美しいアンサンブル。多種多様なステージに、出入り自由な会場内も、常に人がたくさんで、助産院のイベントとは思えないような盛り上がりぶり。おかんもついつい踊り出しそうに楽しくて、お腹の赤ちゃんがグルグル動くのを感じてたんよ(^^♪

ステージの最後は、バースあおばで発足当時から尽力してこられたベテラン助産院の仲かよさん、柳沢初美さん、そしてカンガルーの会元会長のOGママさんによる、トークショー。ゲストには、様々なドラマで活躍中の俳優、田口浩正さんをお招きして、トークに花を咲かせる。田口さんは、お子さんが3人ともバースあおば卒業だという、OBパパでもあり、パパの視点から、助産院で出産すること、その経験から得た多くの感動や学びについて語ってくれた。

トークショーは、助産院の上野典子さんが司会を務め、笑いを交えて楽しく進行。上野さんは、「わくわく のんちゃんのお産カフェ☆ 」と名付けたお産のお話会を全国各地で開催している人気助産師さん。今回のフェスタの広報にも尽力され、前日に放送されたFMラジオでの流暢な宣伝っぷりもお見事!その明るい人柄と、魅力的なトークに、人が集まるのも納得やわ。

ベテラン助産師の仲さんと、柳沢さんから会場のみんなに送られたメッセージは、出産について考えることは全ての生命について考えること、一人で育児しないで、社会全体で子育てしていくにはもっと一人ひとりが考え、行動しなければいけないことなど、心に響くことばかりやった。赤ちゃんとお母さん、その家族だけでなく、地域みんなの問題として、お産を通してこれからも幸せな社会を築いていきたいというお2人の熱い思いと、カンガルーの会の思いを感じ取ることができたわ。

■フェスタに関わった人たちの思い、バースあおばの魅力とは

フェスタにボランティアで参加したという、地区センターなどでベビーマッサージ講師をしている小埜さんは、「こういう形で、出産だけに関わらず、女性のため、地域社会のために、貢献できる場があることが嬉しいです」と言ってた。

なんと、学生やボランティアスタッフも入れて、この日の参加者は約1,000人にものぼったそう!!ここまで助産院を守り抜いてきた助産師の皆さんの熱い思いと人柄、そしてそんな助産師さんたちに支えられて強くなれたOGママたちがいたからこそ、これほど多くの人を惹きつけ、フェスタが盛り上がったんやろなぁと、つくづく感じたわ。

左から、柳沢さん、仲さん、上野さん(写真提供:バースあおば)

近年、虐待や育児放棄、子供を巡る親の事件が絶えない中、行政はいろいろ対策しようとしてるけど、まずは、子育てをする人たちにとって、子育てが楽しくなければ、問題はどれも解決しないのではないだろうか~?もちろんそれだけでは解決しないやろうけど、あまりにも子育てに対するストレスが溢れ、相談できる人がおらず孤独に育児してる世帯が増え、子育てしにくい社会になってるように感じるねん。

バースあおばで出産したお母さんの多くが、「可能なら3人でも4人でも産みたい」と思うのは、自信を持って出産に挑めた上に、産後に手厚いサポートで支えてくれる居場所があって、子育てを楽しめる心のゆとりがあるからやろなぁ。明るい未来を迎えるために、日本が抱えてる社会問題を解決するヒントを、バースあおばは教えてくれるんじゃないかと思えるイベントやったわ(^^)

おかんも、カンガルーフェスタに参加して、出産へのパワーとエネルギーをたくさんもらったわ(≧∇≦)。こんな素敵な助産院が、青葉区内にあることを知らんかった人たちの中に、これを機にお産や育児に興味を持ってくれる人が一人でも増えるとおかんは嬉しい!

カンガルーの会には誰でも入会できるそう。女性だけじゃなくもちろん男性もOKやで☆ 詳しいことは、バースあおばにお問い合わせを。

☆助産院 バースあおば☆
所在地:〒227-0033 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町509-1 中谷都第3ビル1F
連絡先:045-962-7967
メール:birth.aoba@gmail.com
HP:https://www.birthaoba.com/
秋山紀子

秋山紀子

あきやまのりこ(ライター) 大阪生まれ大阪育ち。小学校、特別支援学校の講師、音楽療法士としての活動経験あり。2014年に青葉区へ引っ越し、現在は一児の母として育児奮闘中。まちづくりに関心があり、「街の家族」において広報、企画に参加。子育て世帯に優しいまちづくりを目指している。

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