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【いとなみ・たしなみコツコツ】(1)春キャベツをムダなく料理しよう!

あきこ

緑いろのフリルに囲まれたごろんとした春キャベツ。ギリシャ、ローマ時代から食べられていたそうな。江戸時代に到来、各地で栽培されてきた。

以前、なにかの本で明治時代の天皇家の献立を知った。甘藍(かんらん)と書かれた日本語がキャベツであることが解った。難しい字と読み方ですね。

最近の冷蔵庫は野菜室が大きいので春キャベツも丸ごと収まる。重いので買うのは迷うけれど、車での買い出しならおすすめです。

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春キャベツは和洋中華に使える便利な野菜。まずは、大きな葉をいかします。

①ロールキャベツスープ仕立て

  1. 外葉は取り外し、あとは人数分の葉にプラスして挽肉を包むときに破れたところを補うための葉も用意。
  2. 硬い芯は削ぎ落とし大き目の鍋に湯を沸かし葉をしんなりさせザルにあげ粗熱をとる。
  3. 中身の挽肉は牛、合挽、鶏とお好みで。みじん切り玉葱と合わせ胡椒する。塩はキャベツに軽くふる。
  4. キャベツの葉元から3、4センチ上に俵形にまとめた中身を置き手前を一巻きし、あとは左、右と葉を折たたんで最後は爪楊枝でおさえる。
  5. じゃがいもは食べる家族に合わせて中・小を選び、丸ごと食べると楽しい。
  6. 人参も大き目にザックリと。
  7. 鍋に適量の水、固形スープ一個ローリエ、粒胡椒適宜、あれば白ワイン大さじ2ほど入れ、ロールキャベツほかを煮る。

★塩分に注意。薄味に仕立て最後に整える。

②簡単ヘルシー回鍋肉

  1. 3センチ大に切ったキャベツ、豚肉(できれば肩ロース)、刻みねぎと生姜適宜
  2. 肉も3センチ大に切る。フライパンに油大さじ1~2入れ、弱火でネギと生姜の香りを出し甜麺醤を大目に入れ軽く熱する。
  3. 大鍋に湯を沸かし油大さじ2杯ほど入れ、キャベツを固めに湯通しして水分を切りフライパンに入れる。
  4. 肉もしゃぶしゃぶのように油通ししてフライパンに入れサッと合わせる。オイスターソースがあれば少量加える。コクが出る。

③キャベツスパゲティー・アンチョビソース

  1. フライパンにオリーブ油を大目に入れにんにく一片を潰して加え弱火でじっくり香りを出す。
  2. アンチョビはフィレなら刻みペーストならたっぷり入れ混ぜ合わせておく。
  3. 大き目の鍋で、スパゲティーが茹であがる2分ほど前にキャベツを入れて同時に茹で上げ、水分を切りフライパンに。
  4. ソースをからませる。アンチョビが味のキメ手なので物足りなければアンチョビを加え胡椒も少々。
  5. 皿に取り粉チーズ、パセリなどを。

④ハヤ安キャベツ炒め

  1. キャベツは太目の千切り
  2. 豚バラ肉適宜を長いままフランパンに入れ、弱火でじっくり脂を出す。
  3. キャベツを加え火を強め塩少々、日本酒大さじ1~2杯を入れ手早く合わせる。

●残りの葉や薄切りの芯、同じ残り物の新玉葱、新人参などを刻み、塩もみしてコールスローに。マヨネーズにヨーグルト、マスタードなどプラス。ガラスの小皿や小鉢でオシャレな一品に!
 

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あきこ
昭和の時代にOLから広告代理店コピーライターに転職。服飾、化粧品ほか主に女性向け商品を主に担当。男子二人の母。 趣味で調理師免許・フードコーデネーター資格取得。 趣味:油絵、映画&音楽鑑賞、読書、五行詩歌、ブロガー(アッコサン日々彩々
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