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【共催イベント】ファールニエンテ見学会 – 障害者就労勉強会スピンオフ

2019年2月2日(土)、社会福祉法人開く会の就労継続A型事業・就労継続B型事業の「ファールニエンテ」の見学会を開催しました。これは、1月19日に開催された「第2回パパママのための障害者就労勉強会」で同会の常務理事・共働舎施設長の萩原達也さんからお話をうかがい、実際に見てみよう!と企画したものです。

●勉強会のレポートはこちら。

【共催イベント】行列のできる福祉事業はなぜできた? ─ 第2回パパママのための障害者就労勉強会2019年1月19日(土)、3丁目カフェ にて、障害のある子供の将来について考える「行列のできる福祉事業はなぜできた? ─ 第2回パパマ...

勉強会当日の限定受付にもかかわらず、30人近い参加者となりました。

横浜市営地下鉄下飯田駅から道をはさんですぐのところにある小麦畑の石窯食堂「ファールニエンテ」。素敵な外観が目を引きます。

席に着くと、あらかじめオーダーしておいたサラダとパスタ、ピザが次々と出てきました。野菜や小麦は障害者の手によってつくられています。

どれもおいしい♪ しかも、こちらのピザを ──

平らげると、かわいいキリンの絵が現れました。

ファールニエンテでは、共働舎の陶芸部門でつくった作品をピザ皿にしています。絵は、利用者さんの手描きなので、一枚一枚絵柄が違います。横浜駅の商業施設に入っているイタリアンでも使われているそうです。

そしてピザは、こちらの石窯で利用者さんが焼いています。ファールニエンテが作業所だと知らないで食事に来ている人もきっと多いことでしょうね。

ファールニエンテでお腹を満たした後は、萩原さんが敷地内を案内してくださいました。最初に向かったのは温室です。

100坪の広さで、年間に約40000鉢を生産しているそうです。

そして野菜畑。ちょうど見学しているときも、採れたて野菜がファールニエンテへ運ばれていました。

この他、近隣の麦畑も見学させていただきました。

下の写真はファールニエンテの前の庭です。クラウドファンディングによってつくられたコミュニティガーデンです。

店内がランチ時で混んでいたので(まさしく、行列のできるレストランでした!)、席が空くのを待つ人たちがいました。皆さん、この庭でのんびりと待っていました。

参加した方々は「また食べに来たい」とおっしゃり、パンや野菜をお土産に買って帰っていました。

私たちは、こうした見学会も、勉強会と合わせて行なっていければと考えています。


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ABOUT ME
柏木由美子
システムエンジニアを経てIT関連の編集・執筆に従事後、フリーランス。現在はプロボノ活動でキャリアと暮らしを地元へシフト中。地域の異分野協働を通じた新しい価値創造を目指し、「スパイスアップ編集部」を軸に「かわもりあおば」「ボーイズクラブ」「日本体育大学女子サッカー部&日体大SMG横浜 オフィシャルサポーターズクラブBLUES事務局」「まちの相談所ネットワーク」等で活動。まちづくり・福祉分野の取材にも取り組む。

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