なでしこ1部昇格への道

【なでしこ1部昇格への道 08】優勝、そして1部自動昇格へ向け、残り2試合!

なでしこリーグ2部の第16節が9月23日(祝・土)、神奈川県立保土谷公園サッカー場 で開催されました。

この日は工藤建設Day。エスコートキッズを務めてくれた子供たちと一緒に

 
対戦相手はASハリマアルビオン(兵庫県姫路市)。我らが 日体大FIELDS横浜 にとっては、なでしこリーグ1部への自動昇格を勝ち取るために負けられない一戦です。

ベンチの選手たちも一丸となって闘います

 
この試合で先制ゴールを決め、流れを引き寄せる大仕事を果たしたのが、24歳のMF後藤亜弥(ごとうあや)選手でした。

後藤選手はスピードを生かしたドリブルが持ち味。大学生時代にはユニバーシアード日本代表も選ばれるなど豊かな経験も持っています。ところが、今季は開幕戦で先発した後、約半年間、スタメンから遠ざかっていました。それでも「いつでも試合に出られるよう、良い準備をするよう心掛けていた」(後藤選手)。熱心に練習に取り組む姿は、後輩たちの見本でもあります。

日体大は試合の立ち上がり、ASハリマアルビオンのプレスに押されてパスがつながらず、苦しい展開。ところが前半14分、敵陣で右サイドのFW植村祥子(うえむらしょうこ)選手からパスを受けた後藤選手が、中央から右足を振り抜きゴール。「チャンスがあればと思っていて、ぱっとコースが見えた。押されていたので、流れを変えるきっかけができて良かった」(後藤選手)。

左上:攻撃に切り替えるDF羽座妃粋(はざひすい)選手、右上、5得点の口火を切った後藤選手、左下:クロスを上げる荒川選手、右下:相手と競り合いながらシュートする植村選手 

 
後藤選手の得点をきっかけに、パスがつながり始めた日体大。その後は、前半31分にMF平田ひかり(ひらたひかり)選手、41分にFW荒川江理子(あらかわえりこ)選手、後半59分にMF伊藤香菜子(いとうかなこ)選手、そして73分には植村選手もゴールを決め、5-0で快勝しました。

試合終了のホイッスルが鳴り、互いの健闘を称える選手たち

 
「負けられない試合に勝つことができて良かった。絶対に1部に昇格します」と力強く語った後藤選手。「スピードあるプレーにシャッターチャンスが間に合わない(笑)」という私たちの会話に、爽やかな笑顔で「うれしい」と答えてくれました。きっと残り2試合も勝利してくれると感じました。

試合後、話を聞かせてくれた後藤選手

 
この試合の翌週、10月1日(日)は万博記念競技場(大阪府吹田市)でコノミヤ・スペランツァ大阪高槻(大阪府大阪市)と対戦。見事8-0と快勝し、残るはあと1試合。

最終戦は10月7日(土)、スフィーダ世田谷FC(東京都世田谷区)と 味の素スタジアム西競技場(東京都調布市)で13時キックオフ。皆さん、1部昇格の歴史的瞬間を一緒に味わいましょう。応援よろしくお願いします!
 

左:取材の受付でお世話になりました!左から、DF菅能夏海(かんのうなつみ)選手、DF/MF瀬野有希(せのゆうき)選手、FW江﨑杏那(えざきあんな)選手
右:豊富な運動量でチャンスをつくっていくMF今井裕里奈(いまいゆりな)選手と、全得点に絡む活躍を見せた植村選手。試合後のサイン会にて
後藤選手、お疲れさまでした!
日体大FIELDS横浜サポーターズクラブ会員、および優先入場権付き御招待券をお持ちの方は11:50から入場できます(1枚につき4人まで)。御招待券は、横浜市青葉区内の郵便局や桜台商店会などで配布中!(数に限りあり)

 

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○なでしこリーグ2部で戦う日体大FIELDS横浜の試合を観戦しよう!

試合スケジュールは公式サイトでチェック。
http://www.nittaidai-fc.com/ladies

○ユース・ジュニアユースのチームでプレーしよう!

練習場は日本体育大学横浜健志台キャンパスサッカー場(横浜市青葉区鴨志田町)です。

http://www.nittaidai-fc.com/ladies/youth

  

ABOUT ME
住永 光代
東京熊本県人会事務局勤務。熊本県熊本市出身。主人、子供3人の5人家族。5年前、1番下の次女のサッカー留学で2人で上京。娘の大学進学に合わせて2年前に長津田に引っ越す。昨年の熊本地震により、仕事も支援活動が主になる。日体大FIELDS横浜のファン歴2年。1部昇格に向けて地元青葉区の皆さんと盛り上げ、応援して、歴史的瞬間を分かち合いたい。