認知症の方の一人歩きをいち早く発見する取り組み「荏田おかえりの輪」に賛同し、「お困り事ネットワーク」に団体登録しました
柏木由美子
横浜市青葉区の荏田地区において、住み慣れた場所でいつまでも暮らし続けられる地域づくりに取り組んでいる「エンジョイ荏田塾たけのこクラブ(EETC)」は、数年前から認知症高齢者の一人歩きに備える「荏田おかえりの輪」という仕組みづくりをしてきました。
行方不明者の情報が荏田地域ケアプラザに入ると、EETCメンバーを通して、本活動に賛同した企業や商店に発信され、情報を受け取った企業や商店が発見した場合はケアプラザに連絡します。企業や商店による捜索協力は、あくまで「普段の業務の範囲」であり、みんなが負担なく協力し合う仕組みになっているのが特徴です。

今回スパイスアップ編集部が「お困り事ネットワーク」に団体登録したのは、メンバーの一人がEETC立ち上げ当初からボランティア協力していたご縁があり、荏田おかえりの輪の取り組みを応援したいと考えていたことがきっかけです。
認知症が原因で行方不明になる方は年々増加傾向にあると言います。「荏田おかえりの輪」については、EETCウェブサイト内の下記ページをご覧ください。
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