メンズもこれからはエコバッグを使おう!横浜市青葉区の商店主有志が区長に「AO-BAG(アオバッグ)」進呈
横浜市青葉区の商店主有志で結成したアオバッグ実行委員会が、2020年7月3日、同区の小澤区長を訪問。プラスチック製レジ袋の有料化に伴い7月1日から販売を開始したオリジナルエコバッグ「AO-BAG(アオバッグ)」を進呈し、コロナ禍で苦境にある商店への支援を要望しました。
コロナ禍でいち早く「テイクアウト青葉区」「サキチケ」などの取り組みをしてきた横浜市青葉区の商店主有志。今回のアオバッグも、「AOBA BLUE LEAVES」をはじめ日頃から商店会の枠を越えて協力しあってきたこの地域ならではの取り組みです。
この日は実行委員会から5人が青葉区役所を訪問し、アオバッグを青葉区長らに進呈しました。
バッグ本体には、区内9つの駅名「たまプラーザ・あざみ野・江田・市が尾・藤が丘・青葉台・田奈・恩田・こどもの国」が記され、それぞれに「Think positive!」「Keep looking up」などの前向きなメッセージが添えられています。
「アオバッグなのに黒色?」と思った方、いませんか?(笑) その理由は、「エコバッグは女性向けのデザインが多いが、男性にもぜひ使ってもらいたい。黒は汚れも目立たないし、長く使ってもらえれば」とのこと。ビジネスバッグにコンパクトに収まり、バッグを折りたたんで収納する袋を縫い付け型にするなど、実行委員会のこだわりが詰まっています。
同委員会代表の金子さん(金子石油店・ウチルカ)は、イベントのゴミを減らすべく NPO法人Waveよこはま でリユース食器をレンタルするなど、日頃から環境問題にも取り組んでいる方。今回のエコバッグ販売は、金子さんの発案をもとにメンバーが協力して実現させました。
小澤区長は、アオバッグの企画そのものに加え、区内商店会の連携スピードにもいつも驚いているそうです。「素晴らしいものを頂戴した。これまでもテイクアウト青葉区やサキチケなど、他に先駆けて次々と素晴らしい企画で地域を盛り上げていただき、本当にありがたく思っています。区としても、できることはしていきます」と応えました。
アオバッグは880円(税別)。取扱店の一覧と地図は、公式ホームページで確認できます。
青葉区応援エコバッグ「AO-BAG(アオバッグ)」公式ホームページ
また、上記ホームページでは取扱店も募集しており、区内の店舗や事業所なら誰でも取扱店になれます。「飲食にかぎらず、いろいろなお店の売上につながれば」── 地元をこよなく愛する実行委員会メンバーの思いです。
たまプラーザ駅前通り商店会長であり、青葉区商店街連合会長でもある小松礼次郎さん(昭和調剤薬局)は、「区民まつりや区民マラソンなどこれまで商店会も一緒にやってきた区のイベントが中止になり、また再び陽性者が増えている現状もある中で、我々ができることは何か。ネットを活用した新しいイベントなど、青葉区さんとも連携しながら道を探りたい」と要望しました。
青葉区の産官が協力しあって取り組み、コロナ禍のニューノーマルを創り上げる取り組みに、今後も注目です。
また、奥山さん(青葉台ベーカリーカフェCOPPET)からは、横浜市青葉区で栽培した小麦を使った地産地消プロジェクト「横浜あおば小麦プロジェクト」の紹介もありました。小麦を使ったメニューを地域の各店舗で提供する現在の取り組みに加え、新たに地ビールをつくる企画が持ち上がっています。コロナの影響で進捗が遅れていましたが、秋にはお披露目できそうとのこと。こちらも楽しみです。
最後は、エコバッグを持って撮影。「お買い物帰りのメンズをイメージ」して、ポーズをとっていただきました。地元のお店の支援にもなるアオバッグ、ぜひ皆さんも購入して活用してください。
そしてやっぱり最後はみんなで「汁(しる)ウィンポーズ」。藤が丘の「汗(あせ)まつり」では、汗ウィンと一緒にきっとまた何かやらかしてくれることでしょう!
青葉区応援エコバッグ「AO-BAG(アオバッグ)」公式ホームページ