ニュース&レポート

地元の「美味い飯」をおうちで食べよう!

新型コロナウイルの影響で自粛を余儀なくされている地元の飲食店が、それぞれに工夫をこらしながらテイクアウトを提供しています。

「えっ、あのお店がお弁当?」

「なにっ、あのお店の○○が冷凍販売?」

と、意外なテイクアウトが巷の「超地元人」の間で話題。

けれども、普段は地元で食事しない人や、地元のお店をまったく知らない人は、バラエティ豊かなテイクアウトの数々に気付いていないかも……。

なんてもったいない!

ぜひ地元の美味い飯を食べて、あなたの「おうち時間」に彩りを添えてみませんか?そして、その美味しさをSNSでみんなに伝えてみませんか?

青葉区では、たまプラーザ、あざみ野、市が尾&藤が丘(がおがおか同盟、と呼ばれている)、青葉台、奈良&鴨志田のエリア別に、テイクアウト&出前・デリバリーのまとめページができています。これを活用しない手はありません!

(それにしても、他の地域に先駆けてこれを有志でやっちゃうスピード感・結束力はすごかった!)

テイクアウト青葉区!

テイクアウト店舗情報(青葉区)

続けとばかりに、都筑区や緑区でもまとめサイトができたほか、横浜市や横浜F・マリノスも地元飲食店の応援に乗り出しています。

都筑グルメ テイクアウト大作戦

緑区でテイクアウト&出前のできるお店!

テイクアウト&デリバリー横浜

横浜F・マリノス ホームタウン テイクアウトマップ

そんななか、たまプラーザでは「#たまプラエール飯」なる取り組みも始まっています。

#たまプラエール飯

たまプラエール飯にはSNSをやっていれば誰でも参加できます。方法は簡単!

<たまプラーザのお店>

1. テイクアウト商品をつくる


2. テイクアウト商品を撮影する

3. 「#たまプラエール飯」をつけてSNSに投稿する

<お客さん>

1. たまプラーザで料理を持ち帰るor出前する

2. テイクアウトした料理を撮影する

3. 「#たまプラエール飯」をつけてSNSに投稿する

InstagramTwitterFacebook など、ハッシュタグ「#たまプラエール飯」をつけることでお店を見つけてもらいやすくなり、お店の周知につながります。

地元の美味い飯をおうちで食べて応援、SNS投稿でシェアしてみんなで応援!よろしくお願いいたします。


いま、新型コロナウイルの影響で地元のお店が苦境に立たされています。横浜市青葉区の飲食店数は709店(ホームメイト マーケティングリサーチ 市場調査データより)。

店を開けなくてもテナント料の支払いはやってきます。従業員の生活だって守らなければいけません。仕入先の農家さんや業者さんだって苦しいです。

いつまで自粛すればいいのか先が見えない状況のなか、地元で愛されて続けてきたお店が廃業するケースもすでに出てきています。あるいは、台所のように利用してくださるお客さんに申し訳なく思いながら高齢の親を気遣って早々に完全休業したお店、さらには、たとえ感染拡大が収束しても「同じように従業員に働いてもらえるか分からない」と、従業員に次の仕事先を見つけてもらう決断を早々にしたお店。

またその一方で、少しでも稼がなければいけないお店、自分のお店も大変だけれど月に一度のこども食堂すらなくなってしまった子供たちにお弁当を届けているお店など、様々なやむにやまれぬ事情から営業を続けています。

どれも苦渋の決断です。みんな苦しい。

いまは、外出自粛で自宅にずっといる私たちにも厳しい時期です。地元の美味い飯を、おうちで食べて、みんなで乗り越えましょう。

 

ABOUT ME
柏木由美子
システムエンジニアを経てIT関連の編集・執筆に従事後、フリーランス。現在はプロボノ活動でキャリアと暮らしを地元へシフト中。地域の異分野協働を通じた新しい価値創造を目指し、「スパイスアップ編集部」を軸に「かわもりあおば」「ボーイズクラブ」「日本体育大学女子サッカー部&日体大SMG横浜 オフィシャルサポーターズクラブBLUES事務局」「まちの相談所ネットワーク」等で活動。まちづくり・福祉分野の取材にも取り組む。