【0さいから3さいの、外遊びのいっぽ】(3)お世話して、されて
気づくと、
2人が向き合って、立っていました。
ひとりは、3歳なりたての年少さん。
春にひとつ進級したとたん、
「もう大人になった」
と、はりきっているそう。
もうひとりは、もうすぐ3歳の小さい子ぐみ。
ほんの2ヵ月しか違わないのに、
着替えを手伝い始めていることが
わかりました。
オムツまで変えてあげて、
ほんとにすっかり大人きぶん。
される子も、
ほんものの大人に言われるよりも
おなじ子どもに言われる方が
すなおに聞くことが多いんです。
お世話する子も、される子も、
うれしいんだね。
ごっこ遊びの延長のような楽しさが
きっとあるんだね。
5分ちかくかかって
2人だけで着替えが終わると、
リュックも探してあげて、
「こっちだよ」とお弁当を誘う。
お弁当のフタまで
開けてあげようとしたら、
おっと、食べられちゃうと
ちょっと勘違いされたみたい。
「食べよっか」
誘われた子が、
支度を終えたら
今度は逆に誘っていました。
友だちは、
近くにいるだけで、
ただそれだけで、楽しい。
* * *
「外遊びって、どうしたらいいですか」
そう聞かれることが増えてきて、
ぺんぺんぐさで一昨年作った
リーフレットです。
むずかしいことはないですよ。
子育ては、
ひとりじゃ苦行になりがちだけど、
いっしょに誰かがそばにいれば、
思わぬ世界が広がるもの。
それは外遊びもおなじです。
できれば
同じくらいの年の子と過ごして、
じっとそばで見つめていれば、
子どもたちが
どんどん遊びをつくり出します。
そんな様子をお伝えしたくて、
「スパイスアップ」さんも連携してくださって、
あたらしい連載をはじめます。
この街に、
子どもたちの歓声が広がりますように。
「あそぼう会」はどなたでもどうぞ!
生後8ヶ月頃から楽しめますよ^^
次回は8月26日(月)(基本的に第3木曜日です)
水が楽しい季節になりました。
暑い日も、木陰は過ごしやすく、
お日さまと
心地よい風をかんじて、
たっぷり遊びませんか?
夏にたのしく遊ぶコツもお伝えしますよ。
詳しくは、こちら