【いとなみ・たしなみコツコツ】(2)雨の日もちょっと新鮮に
子供の頃は雨の日はちょっと嬉しかったと思いませんか?水たまりをひょいと飛び越え、雨蛙や生垣のかたつむりを見つけたりして・・・。
今や比較的若い世代が住むペンシルハウスと呼ばれる三階建の敷地は野ざらし状態でやっと車が置けるスペースがあるだけ。庭木や垣根はほとんど見かけません。
今年は関東が梅雨入りしても北九州や四国、中国地方はやっと6月下旬に入った模様。自然界の神様のご意向はまったくわかりません。夏日のように暑くて晴れていても急に雨が降る日も多く、女性には晴雨兼用傘が手放せない時期です。
ところで乗り物の中での傘の扱いは厄介です。人様の衣服に雨のしずくが触れてイヤな顔をされた経験はありませんか?折りたたみ傘はとくに手がベッタリ濡れ始末が一苦労。専用の袋は小さくて収納しにくくイライラします。
そこで考えました。ペットボトルホルダ―の活用です。
内側にアルミをはった雨水が外に沁みでないしっかりした作りのものがオススメ。余裕のある大きさなのでザックリと傘をたたむだけで素早く収納できます。
傘は雨の日の華!売り場は花柄の美しい傘を開いて高いところに飾っています。
ステキ!と目を奪われますね。値段も手ごろなのでつい何本か持ってしまうのが傘ですが紺、黒、グレイなどの無地の傘を加えてください。葬儀の場所に華やかな柄の傘を手に現れた知人の行動は後の陰口を招きました。
頭上の傘と並んで気になるのは足元。
若い女性の間では何年か前に急にジョッキーブーツのような長く重たいゴム製の雨靴が流行。いまでも見かけますが。あの重量感を履きこなせるのはやはり若さ。サッサと大股で歩きたいではありませんか。歳を重ねるとバッグも靴の身に付けるものは軽いのが一番に。
革靴にシュシュと吹きかけて防水するのもいいが本降りの日はレインシューズが欲しい。革靴は扱っていない大手靴屋には この季節にふさわしい機能を持ついろいろなデザインのものがあります 。もちろん膝下までの長いタイプも。
スニーカー、ショートブーツタイプ、ピンクベージュ、シルバー、シャンパンゴールドの高めヒールのハーフブーツ、赤や黄色でぐるりを囲んだ アンクルブーツ 、太目ヒールのパンプスなどなど。 エナメルのようなツヤがありオシャレなデザインの一足を選べば、 華やかな場所にもふさわしいでしょう 。
雨の日には濡れた緑をぼんやり眺め、ご無沙汰のCDでバラード聴いたり、本を開いたりと、アナログなひとときを楽しんでみてはどうでしょう。