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聖夜のバロック音楽 2017

バロック音楽(古楽)の演奏家によるクリスマスコンサートが2017年12月22日、アートフォーラムあざみ野で開催されました。

会場は、天井の高いレクチャールーム。

最前列に座った観客が「まるで自分のために演奏してくれてるみたいだ」と喜んでいましたが、まさに。こんなに間近で「古楽器」の演奏を楽しめるのは貴重です。

現在オーケストラ等で使われているヴァイオリンの弦は糸状の金属を巻き付けているのに対して、バロック・ヴァイオリンは羊の腸のみ。その分音量では負けますが、だからこそこのくらいの小規模なコンサートにぴったりです。やわらかい音色が心地良かったです。他にも、今回のコンサートではバロック・オーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、チェンバロが登場しました。

全6曲は、オーボエ協奏曲やリコーダー協奏曲など、1つの楽器がメインとなる曲を織り交ぜ、その楽器の音色を満喫できる構成。リコーダーは日本の学校で誰もが習う楽器ですが、楓でできたリコーダーの音色に新鮮な驚き。加えて、リコーダー協奏曲での超絶な速弾き(速吹き?)に、イメージが丸っきり変わりました(笑)。

出演者の皆さん、素敵な夜の時間をありがとうございました。


クラングレーデのコンサート情報は、クラングレーデ コンサート事務局ブログ でどうぞ。

今回、コンサートプログラムにスパイスアップの最新号を挟ませていただきました。

ジモトでこうした音楽会を気軽に楽しめるなんてほんと幸せです。日常の一部になっていくといいなと思うし、スパイスアップも応援していきたいです。

告知をご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

Happy Christmas!

<参考>

ABOUT ME
柏木由美子
システムエンジニアを経てIT関連の編集・執筆に従事後、フリーランス。現在はプロボノ活動でキャリアと暮らしを地元へシフト中。地域の異分野協働を通じた新しい価値創造を目指し、「スパイスアップ編集部」を軸に「かわもりあおば」「ボーイズクラブ」「日本体育大学女子サッカー部&日体大SMG横浜 オフィシャルサポーターズクラブBLUES事務局」「まちの相談所ネットワーク」等で活動。まちづくり・福祉分野の取材にも取り組む。